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軽く読めるが実は怖い「カエルの楽園」 [読書]

こんにちは。
百田尚樹氏の「カエルの楽園」を読みました。

百田氏は「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係ありません」と最後に断っていますが、とても分かりやすい話でした。
インターネットからの引用ですが、わたしはかる~く読んでしまったので、細かく見ていくと「そのまんま」なんですね。
軽く読めるけど実は怖い話でした。
以下はこの物語に出てくるキャラクターのモデルです。

ナパージュ...日本国
ツチガエル...日本人
三戒...憲法(第九条)
ウシガエル...中国
南の崖...東シナ海
ナポレオン岩場...広島
ヌマガエル...韓国人
エンエン...大韓民国
デイブレイク...朝日新聞
ナパージュの王...天皇陛下
元老会議...国会
ハンドレッド...百田尚樹
スチームボート...アメリカ合衆国
毒腺...軍隊
ガルディアン...民主党
プロメテウス...自民党
フラワーズ...SEALs
西の小さな池...竹島

カエルたちの具体的なモデルを想像

デイブレイクとは英語で「夜明け」、だから朝日のことなんですね。

物語は、アマガエルのソクラテスとロベルトが安住の地を求めて旅に出るところから始まります。
そして平和で豊かな国「ナパージュ」にたどり着きます。
そこでは心優しいツチガエルたちが、「三戒」という奇妙な戒律を守り穏やかに暮らしていました。

毎日行われるデイブレイクの集会で、次第にロベルトも感化されます。デイブレイクの言葉を信じ「三戒」信者になってしまい、途中ソクラテスのもとを離れてしまいます。
大衆迎合されやすい民衆の象徴のように描かれていました。

デイブレイクは朝と晩に集会を行い、大衆に向かって「三戒」の素晴らしさを説き、ナパージュが残虐だった過去を謝る歌、「謝りソング」を大合唱します。
中には、冷静に見ている聴衆もいるのですが、実は煽る方の声が大きいためたくさん支持しているように見えるだけなのです。

ある時ウシガエルの大群が崖を上ってきて、ナパージュに侵入しようとしますが、ハンニバル兄弟のワグルラが追い落としてしまいます。
ハンニバル兄弟は同じツチガエルですが体が大きく、ナパージュを守る戦士だったのです。
そこでのやり取りと結末は本当にやるせない気持ちになりました。

ウシガエルたちは、容赦なく入り込みワグルラにとびかかってきていたのですが、元老のガルディアンはそれを信じないで、ウシガエルたちのウソを信じました。
それも、ウシガエルがウソをつくはずがないといった、思い込みで。

そしてさらにデイブレイクが、「ウシガエルは崖から落ちた被害者です。被害者はウソを言うはずがありません」と、まるで笑い話のような詭弁を使い、ワグルラに罪を着せました。

そして元老会議が行われ、「三戒」に従って死刑判決が下ります。

ワグルラは「兄と弟に自分の務めを果たしてほしい」という言葉を残して木に吊るされました。

デイブレイクは物語の最後まで大衆を扇動し騙し続けました。

本の紹介に「寓話的『警世の書』」とあり、最近のわたしは「ゆでガエル」になっていたかも(笑)、と思いました。
子供たちに読んでほしいですね。
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