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WBCとオランダの下院選挙 [新聞記事]

昨日のWBC、小久保監督が試合終了後「死闘」と表現していましたが、采配する方にとっては投手を9人もリレーして死にもの狂い、その通りだっただろうなと思いました。

「サムライの魂」を感じさせる、日本らしい試合だったと思います。
当初、あまり関心はなかったのですが、今のところ何気に全試合見ているんですよね。
野球好きの姑はどうかと思ったら歌番組を見ていました。聞いてみたら「知っている人がいない」と。
今を時めく坂本勇人も出ているというのに、姑にとっては「よく知らない人」なのでしょうかね。

あまり大きくニュースでは取り上げられていないのですが、15日オランダで行われる下院選挙の話題です。
その結果次第では、5月のフランス大統領選挙にも影響を与え、EUの今後を大きく左右すると注目されています。
なかでもオランダのトランプと言われている自由党の党首ウィルダース氏は、「オランダには治安を悪化させているモロッコ人のくずが大勢いる!」という過激な発言で注目をあび勢力を拡大しているようです。

オランダはEU創設に大きく関わった国とされ、移民を多く受け入れてきた「寛容の国」と言うことです。
主要都市には多国籍企業が進出し、ロッテルダムの人口60万人のうち約半数は海外出身者と言われ国籍も170か国ということです。
そのうち10%を超える人たちがイスラム教徒とされ、オランダの人たちは今現在欧州の難民問題を通して危機意識を感じているようです。
少し前の読売新聞には、次のように記載していました。

【引用】
自由党の支持者64人へのインタビューに基づき、党勢拡大の背景に迫った一冊の本「ウィルダース氏への道」が今月、出版された。著者のクン・ダムハウス氏は、移民への恐怖や反発が、支持拡大の最大の理由と分析する。支持の中核をなす低所得者層は、移民に仕事を奪わる危機感を抱く。中産階級は移民が福祉の恩恵を受けすぎていると反発を強めている。高学歴・高所得者層には「国家のアイデンティティー」への危機意識があるという。
読売新聞2月28日

オランダは二院制の国で、上院には法案提出権がないそうです。権限が強い下院は比例代表制で小党乱立になりやすいと記事では指摘しています。
150議席を約30の政党が争い、どの政党も単独では過半数を取れないようになっているそうです。そのため連立政権をどう組むか、これがオランダ政治の特徴ということでした。
個人的には色々思うところはありますが、他国のことなので、注視したいですね。

最近行われた世論調査では、ウィルダース氏の自由党が今の12議席から24~28議席と躍進し、第1党になる可能性があるということでした。
イスラム教徒の移民排斥やEU離脱を掲げ、「オランダを再び我々のものに!」というスローガンも世界的な流れのような気がします。
読売新聞ではさらに次のように記載していました。

【引用】
ITコンサルタントのアレクサンドル・ファン・アーケンさんは「イスラム教徒の価値観や考え方に賛同できないから、来てほしくない。差別でも何でもないだろう」と自由党の支持理由を語る。
ウィルダース氏は、治安強化や減税、投資促進など雇用活性化を掲げながら、エスタブリッシュメント(支配者層)とメディアを、攻撃し続ける。アーケンさんは「支配者層を懲らしめるには、彼しかいない」と閉塞感の打破にも期待を寄せる。
読売新聞2月28日9面

この中には気になる言葉もありますが、多分読売新聞の意図する行間があります。

昨日のWBCを見ながら娘が「オランダは白人の国なのにネイティブが少ないね」と言っていました。
一つの目的達成のためには国民は一体となれると思いますが、そこに利害関係が生まれると支配層と被支配層という形が見えてきます。
EUはやはりそういう国を作りたかったのかな、と感じました。

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