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「姫緋扇すいせん」と「質実剛健」の佐賀県 [日記]

近所の公園にあったアジサイ、ひっそりとしたたたずまいがいい感じ、と思って調べたらこのアジサイは「ヤマアジサイ」というそうです。

ヤマアジサイ.JPG


次に、懐かしいと思って写真を撮ってみましたが、、、!
こちらは南アフリカ原産の「姫緋扇すいせん」、ただ今全世界で繁殖中らしいです。
姫緋扇すいせん.JPG


その繁殖力の旺盛さに佐賀県では移入規制種の指定をしていて栽培が条例で禁止されているそうです。
他にも動植物魚類など多岐にわたっていて、何気に佐賀って凄いな、と思いました。

海音寺潮五郎が、江戸時代末期の佐賀藩主・鍋島直正を、当時の賢諸侯の一人と評していたことを思い出しました。
また、日本で初めて天然痘のワクチンをオランダから輸入し、当時は不治の病と言われていた天然痘根絶の先駆けとなったと紹介していました。

調べてみると、幕末の日本において最大の兵器工場は佐賀にあり、精煉方(せいれんかた)と呼ばれる理化学研究所を設置しています。
蘭学が盛んで、藩士が蘭書のみで、反射炉、火薬、製鉄、造船などの開発を進め、アームストロング砲など最新の西洋式大砲や鉄砲の自藩製造に成功しています。

さらに蒸気機関・蒸気船の基地として三重津海軍所を設置し、日本の近代化に大きく貢献した地域なのです。
ということで、この地域は2015年7月「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」として世界遺産に登録されました。

佐賀の独自性について読売新聞の「名言巡礼」には次のように書かれています。

【引用文】
 日本中が「佐幕か勤王か」「攘夷か開国か」と思想闘争に明け暮れていた時期に、佐賀は実用的な物作りと人づくりに取り組んでいたのだ。

 急進派の若い藩士には、大隈重信や江藤新平ら脱藩者も出たが、閑叟(かんそう=鍋島直正)は寛大に接し、佐賀藩は内紛とは無縁だった。西郷隆盛、高杉晋作、坂本龍馬らは、時には藩に逆らって維新の英雄となったが、佐賀藩では「藩内の統制が取れていたために、急進派が動けなかった面もある」と杉谷(昭・佐賀大学)名誉教授は見る。

 中央の政争に深入りせず、藩がなくなるまで平和が保たれた佐賀は、物語性が希薄なためか、映画や小説に描かれることが少ない。とすれば、閑叟の知名度が低いことは、むしろ名君の証しなのかもしれない。(2014・7・14記事 文・片山一弘 )

元の記事を読む
http://www.yomiuri.co.jp/life/travel/meigen/20150609-OYT8T50287.html#csidx0b99b409d361fbe8aab9178a16fff6b
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「先に苦労し、あとで楽しむことの大切さ」
鍋島直正は以上のような言葉も残しています。

移入規制種の指定も、「希少野生動植物種 」の保護という、県としての先見性からきているのかもしれません。

ということで、最後は少し強引?
佐賀県、実家の隣の県なのに、通り過ぎて長崎にばかり行っていました。
「質実剛健」という言葉が似合う、気骨があって面白そうな県、ということが分かりました。

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コメント 1

gf487323

うちの近所にもあじさいが見事に咲いています。
繁殖力の強い?姫緋扇すいせんは近所では残念ながら
見れません。
訪問してくださりありがとうございます。 ^^
by gf487323 (2017-06-08 16:55) 

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