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大塚ひかり氏の「源氏物語」 [源氏物語]

「源氏物語」について古典エッセイストの大塚ひかり氏の記事です。

【記事引用】

“それは、老いてはべれば醜きぞ”
(訳:それは、年老いているので醜いのです)

老いているから醜い。なんとも身も蓋もないセリフの主は『源氏物語』の藤壺中宮。源氏の父帝の愛妃でありながら、源氏との間に不義の子(のちの冷泉帝)をなした女性である。父の死後、急接近してくる源氏に、出家を決意した彼女は、数えで六歳の我が子にそれとなく尼姿になることを告げる。

「お目にかからぬうちに、私の姿が異様で嫌な感じに変わっておりましたらどう思われますか」
「式部のように? そんなふうになるわけないよ」
式部とは、幼い東宮の知る嫌な容姿の代表のような人物なのだろう。そう言って笑った我が子への、藤壺の答えが“それは、老いてはべれば”なのである。

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源氏物語 宇治十帖 薫 [源氏物語]

今日は源氏物語の「宇治十帖」からです。

源氏物語の最終章、光源氏の子孫たちの物語です。
主な登場人物は、光源氏の子「薫」と外孫に当たる「匂い宮」、この二人はほぼ同じ年頃で、小さい頃から「匂い宮」は「薫」を弟分として兄弟のように育っています。
「薫」が生まれながらに良い薫りを漂わせていたのに対し、「匂い宮」は、このことでライバル心を燃やし、香を焚きつめ衣服を染めていました。
地位的には「匂い宮」は今生帝の後継者ということになりますが、思慮深い「薫」に対して男のライバル心は小さい頃からあったことがわかります。

2人の姿は、光源氏と頭の中将の雰囲気で、自由奔放な恋愛思考の「匂い宮」に対し「薫」は律儀さ、奥ゆかしさがある青年として描かれ性格は全く違います。それを優柔不断と見る向きもありますが、まだコミックを読んだだけなので何とも言えません(笑)

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よきものとしての人生 [源氏物語]

こんにちは。

ブログでも時々記事にしていますが、わたしはこの年になって「源氏物語」を読んでいます。
いったいどの年~?という感じですが、もっと早く読みたかった、というのが実感です。
読んでいるのは大和和紀さんの「あさきゆめみし」というコミックですが、格調高く優雅にしかも現代風に描かれているので読みやすいです。
つぎは小説で読んでみたいと思っています。

去年だったか、「薫(源氏の次男)」を抱く光源氏の絵が新聞に紹介されていました。徳川美術館に所蔵されている国宝だそうですが、「源氏物語絵巻」の下絵が赤外線の調査で分かったという記事です。
以下でお読みいただけます。(一部有料のようです)

https://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20151114-118-OYTPT50120

指摘されていたのは、「薫」を抱く源氏の絵ですが下絵では「薫」が源氏に手を伸ばしていました。
でも実際の絵では「薫」は眠っているように描かれていました。
ここからわかることは不義の子「薫」に対する源氏の苦悩、という記事の内容だったと思います。

そして、

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源氏物語の実用的価値 [源氏物語]

こんにちは。

昨日の記事で書き忘れたことがありました。
夕霧の容姿は源氏と葵上との子ですから申し分ないのですが、性格は母親に似ていて堅い性格です。
幼なじみの雲居の雁との初恋を実らせるわけですから、きっと純粋で生真面目な若者だったのだと思います。
また柏木もそういう性質を持っていたことがうかがわれます。

柏木と雲居の雁は兄妹ですが、その父親は頭の中将としか名前が出てこない、源氏の親友でありライバル、好色を競った相手でもあります。
その二人の子は全く父親に似ない子として描かれていることが興味深いです。

何を言いたかったかというと、、、



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源氏物語 女二宮と夕霧 [源氏物語]

こんにちは。

今日は源氏物語の夕霧と二宮についての話になります。

まず夕霧とは光源氏と正妻葵の上との実子になります。
夕霧は初恋の相手雲居の雁との恋を実らせて目出度く結ばれます。
子宝に恵まれ8人のパパ。
家庭を大切にするマイホームパパという感じでしょうかね。

前回、女三宮でお話しした、柏木は幼なじみ。
柏木は女三宮とのことが源氏に知れ、病に臥せって病死してしまいます。

学問や芸術に秀で源氏も一目置く、人物だったのですが、自分の正妻を奪われたことから源氏は冷たくあしらいます。柏木も不義の負い目から、今でいう心神喪失状態に陥って亡くなってしまうというわけです。ナイーブな若者だったようです。

その柏木が幼なじみに託したのが、自分の正妻である女二宮だったのです。
女二宮は女三宮の異母姉に当たります。

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源氏物語の女三宮 [源氏物語]

こんにちは。

今日は源氏物語の女三宮の話です。

ざっと女三宮について。
三宮は光源氏の姪にあたり、二番目の正妻になります。
源氏の異母兄朱雀院の第三皇女、出家することになった朱雀院が、うら若い当時14歳の女三宮が母も亡く後見人もいないことを不憫に思い、准太上天皇となっていた光源氏への降嫁を決断、正妻として六条院に入ることになります。源氏も内親王というブランドを手に入れること、また紫の上(源氏の妻)とのつながり、紫の上ゆかりの藤壺の姪であることに心を動かされ結婚を承諾してしまいます。


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